「仕事で先の予定が読めず、なかなかブライダルフェアに参加できない」
「予約なしで、空いた時間にポンッと行きたい」
など、新郎新婦にはさまざまな事情・意見があるかと思います。そこで本記事では、ブライダルフェアの予約について解説。
ブライダルフェアに参加する人の約8割が予約をしてから参加しているその理由とは?予約ありのメリット、予約なしのデメリットなどをご紹介します。
ブライダルフェアとは
ブライダルフェアとは、結婚式を検討している新郎新婦に向けて開催されている、式場のPRイベントです。ブライダルフェアでは、各式場の魅力や結婚式の魅力を伝えています。
模擬挙式や模擬披露宴に参加できたり、式場内をぐるりと見学したり、中にはドレスを試着できたりコースを試食できるものもあるなど、その内容はとても充実したものです。
大きな魅力はプランナーと相談ができること
ブライダルフェアでは、式場内を見学できたり結婚式を体験できたりするだけでなく、実際に式場のプランナーに費用や演出などを相談できるところも大きな魅力!
「招待人数はこれくらいで、お色直しは何回で、演出はこうで・・・そうなると、費用は
どれくらいになるか」など、具体的に相談することができます。ふたりの希望を言ったうえで見積書を出してもらうことも可能。
1組に対して1人のプランナーが付いて相談の時間を設けてくれるため、結婚式について不安なことや分からないことなど、プロにしか聞けないことを何でも相談できるところがブライダルフェアの魅力です。
ブライダルフェアは数組限定のところがほとんど!
そんなブライダルフェアは、数組限定であることがほとんど。何人でも参加できるイベントはそうそうありません。その理由は、プランナーが担当できる人数が限られることがひとつ挙げられます。
参加した新郎新婦全員とじっくり相談する時間を設けるためにも、式場側は1回の参加人数に制限を設けているのです。
たとえ人数制限のないブライダルフェアでも、予約をしていくのが基本。電話やインターネットから事前に予約をしましょう。
ブライダルフェアは「予約必須」
前で述べたように参加人数が限られることの多いブライダルフェアは、基本的に「予約必須」です。中には予約なしで受け付けてもらえる式場もありますが、できれば2週間前~前日の昼までには予約をするようにしましょう。
当日きちんと対応してもらうためにも予約が大切
当日きちんと対応してもらうためにも、事前予約が大切。
インターネットの予約フォームでも、当日確認したいことや相談したいことを記載する欄が設けられていることがあります。
「見積書を出してほしい」「こんな演出は可能か」など、当日確認したいことを事前に伝えることで、当日プランナーからきちんとした回答を得ることができるでしょう。
何より、ブライダルフェアには複数の参加者がいます。突然参加することで他の参加者の時間を奪わないためにも、事前に参加を申し出ることは大人のマナーです。
予約なしで参加できたとしても・・・こんなデメリットが!
「定員に空きがあり、予約なしの来館でも受け入れてもらえた」という新郎新婦も中にはいますが、予約をしていなかっただけに以下のようなデメリットを負った新郎新婦は意外と多いです。
- ゆっくり式場を見学できなかった
- 見積書を作ってもらう時間がなかった
- プランナーに聞きたいことを全て聞けなかった
- 特典の受け取りは対象外に
- スタッフが手一杯で、対応してもらえるまで待った
- 試食会に参加できなかった
事前に予約をしてくれた新郎新婦に対しては、式場側も当日時間を確保して対応の準備を整えることができます。しかし、予約なしの来館となると、式場側の準備ができておらず、予約者の対応で手一杯となり十分な対応ができなくなることも。
きちんと式場見学を行いたいのであれば、事前予約は必須です。
コースの試食、ドレスの試着は予約が必要なケースが多い!
ブライダルフェアは模擬挙式や模擬披露宴、式場見学のほか、実際に式場やホテルのコースを食べられる試食会や、ウェディングドレスやタキシードを着られる試着会などがあります。
中でもコースの試食会やドレスの試着会は定員に限りがあることがほとんどで、「予約必須」としているケースが多いです。
「突然の訪問で来館は受け入れてくれたけど、試食はできなかった」「他の組はドレスの試着をしていたけど、予約なしの自分達は展示品の観覧のみだった」など、通常受けられるサービスも、予約をしていないと受けられないことがあります。
来館を断られる可能性もある
予約なしの最も大きなデメリットは「来館を断られること」です。式場によっては定員が一杯の場合や、開催時間外であること、予約者限定であることなどを理由に来館を断られることもあります。
ブライダルフェアによっては、10時~/15時~など、午前と午後の2部制になっていることもあるため、途中入場や開催時間外の来館はできないこともあるのです。
「せっかく足を運んだのに断られてしまい、後日再び来ることになった」ということになると、かえって時間や労力を消費してしまいます。
当日予約なしで行く場合でも、「今から行きたいのですが、入れますか?」などの電話確認をするのが適切でしょう。
ブライダルフェアを予約して行く4つのメリット
「ササッと式場を見られればいい」「仕事で忙しくて事前予約が難しいため、空いた時間にパッと行きたい」という人もいるでしょう。もちろん、式場側が受け入れてくれた場合には予約なしでの見学もいいかもしれません。
しかしブライダルフェアは、きちんと予約して参加することで得られるメリットがたくさんあります。特に成約候補に挙げている式場の場合はじっくり見学するためにも、スケジュールを調整して事前に予約をして行くべきです!
メリット1.プランナーとゆっくり相談する時間がもてる
ブライダルフェアは式場見学、試着会、無料カウンセリング、見積相談といったように、イベントによって一連の流れが決められています。
事前予約をすることで、それぞれのプログラムをくまなく体験することができ、無料カウンセリングや相談タイムでは、プランナーとの時間をきちんと確保できます。
もしも予約なしで来館した場合、入場できたとしても予約者や残り時間の関係で一部のプログラムが省かれたり、プランナーとの相談時間が短縮されたりと、本来のブライダルフェアを十分に満喫できない可能性があるのです。
しかし予約をしておけば、こうしたい心配もありません!
メリット2.特典が受け取れる
通常ブライダルフェアは、電話や式場ホームページのブライダルフェアや式場探し専門のサイトから予約することになるかと思います。
サイトによっては豪華な特典が用意されていることもあります。
特典を受け取るためには「エントリー&予約」が必要なことが多く、サイトを通じて予約をすることで、場合によっては数万円のギフト券やショッピングポイントを受け取れるというメリットも!
メリット3.+アルファのサービスを受けられることも
メリット3つめは、予約をすることで+アルファのサービスを受けられる可能性があることです。サイトの予約特典とは別に、当日の来館特典としてチャペルでツーショットを撮影してもらえたり、お得な成約特典を案内してもらえたりと、+アルファのサービスが得られるということもあります。
このような良心的なサービスを受けるためにも、事前に予約をして自分達の時間を確保してもらうということが大切です。
メリット4.じっくりと見学できる
何より、あらかじめブライダルフェアのためだけに時間を作って予約・来館することで、自分自身の気持ちにも余裕を持てます。式場をじっくりと見学することができ、確認すべきポイントも冷静に確認できるなど、時間にも心にも余裕を持つことでブライダルフェアを存分に楽しむことができるでしょう。
ブライダルフェア・式場探し専門サイトからの予約は期限に注意!
ブライダルフェアの予約、参加で豪華な特典がもらえるサイトはたくさんあり、ブライダルフェアに参加する際の予約手段として利用している人も多いのではないでしょうか。
ブライダルフェアへの参加と同時に特典を受け取りたいという人は、サイトごとで異なるキャンペーンの詳細をよく確認するようにしましょう。
エントリーはいつまで、予約はいつまで、参加はいつまで、アンケート回答はいつまでなど、多くのサイトが特典付与のために条件を定めています。
規定の予約期間や参加期間を逃してしまうと、せっかく予約をしても特典がもらえないということもあるため注意!
せっかくブライダルフェアに参加するのであれば、「事前予約」をしてお得に特典もゲットしちゃいましょう。
キャンセルの場合も必ず連絡を入れよう
キャンセルが出た場合に飛び入り参加できることがあるように、自分達も参加できなくなった場合にはキャンセルの連絡を入れるようにしましょう。きちんとキャンセルを伝えることで、他に参加できる新郎新婦がいるかもしれません。
式場側への配慮を踏まえ、キャンセルの連絡は必須です。
まとめ
事前に予約をして計画的に参加することは、なかなか難しいという人もいるでしょう。ブライダルフェアは毎日のように開催されているものではないため、ピンポイントでスケジュールを合わせるのは大変です。
しかし予約をしていくのとしないで行くのとでは、内容の充実度が大きく変わってきます。当日ギリギリの予約でもいいので、空きがあるかどうかを必ず確認するようにしましょう!