「パートナーとの予定が合わなくて、ブライダルフェアに一人で参加することになるかも…」と焦っている人に朗報です。ブライダルフェアは親との参加もアリってご存知でしたか?いくつか注意点はありますが、親との参加することで得られるメリットも多数あります。今回は、親と参加するブライダルフェアについて、3つのメリットと3つの注意点をご紹介。ブライダルフェアに誰と参加しようか迷っている人も必見です。
親との参加はパートナーの次に多い!
ブライダルフェアはパートナーと参加する人が9割近くを占めます。残りの1割は親や兄弟、友人との参加、または一人での参加となりますが、パートナーの次に多いのが親との参加です。
実際にブライダルフェアに行くと分かりますが、親と参加している人は意外と見受けられます。
自分の親と参加する人もいれば、相手の親と参加する人もいて、身近で誘いやすい親なら特別感のあるブライダルフェアにも一緒に参加しやすいのでしょう。
ブライダルフェアに親と参加するメリット3つ
式場の雰囲気を確認できたり結婚式のイメージを膨らませたりできるブライダルフェアは、本来パートナーと参加するのがベスト。なぜなら、ふたりの目で実際に確認することが、式場選びではとても大切だからです。
しかしパートナーとスケジュールが合わないこともあるため、泣く泣く一人で参加するという人も中にはいるでしょう。そんなときは一人での参加するのも良いですが、いくつかメリットを得られる親との参加もおすすめです。
ブライダルフェアに親と参加することで得られる3つのメリットはコチラです。
メリット1.親世代の意見をもらえる
メリットひとつ目は、親世代の意見をもらえること。結婚式はふたりのこだわりを反映することはもちろんのこと、親の意見を取り入れることも大切。結婚は家族と家族の結びつきですので、式場選びの段階から親の意見をもらえるのはとても良いことです。
自分達とは異なる親世代の意見をもらうことで、より幅広い年齢層が楽しめるような結婚式を作り上げることができます。式場の雰囲気はどうか、立地はどうか、式場内の導線や設備はどうかなど、その場で率直な意見をもらうことができるところがメリットです。
親世代の率直な意見は「ロマンチック」「雰囲気がおしゃれ」など、新郎新婦の夢見がちな視点に現実味をプラスしてくれます。
メリット2.見落としがちな点をカバーしてくれる
新婚ムードで浮かれがちだと、ブライダルフェアでも舞い上がってしまい、うっかり重要な点を見落としてしまうこともあります。例えば以下のようなこと。
- しきたりや格式など、家や地域が重んじること
- 親戚や上司などへの配慮する点
- 大人の常識やマナー
両家の信仰の関係で、挙式スタイルはこうでなくてはならないといった、家や地域が重んじるしきたりや格式について。
足の弱い祖母や車イスの親戚がいる場合などは、式場内の導線やアクセスの確認も重要ですし、遠方から訪れるゲストがいれば式場周辺の宿泊施設の確認なども要ります。上司や目上の人を招待する場合は、式場の雰囲気などにも配慮が必要なため、親目線の意見がとても参考になります。
また、人生経験豊富な親と参加することで、結婚式に関する常識やマナーなど、見落としがちな点をカバーしてくれるメリットもあるのです。
メリット3.親の意向を取り入れることができる
式場の雰囲気に関してはふたりの好みなので、両親から意見があることは少ないですが、「日柄の良い日がいい」「大事な料金について知りたい」という日取り・金額についての意見はあることは多いです。
“新郎新婦ふたりの結婚式”ではあるのですが、結婚は「両家の結びつき」。ブライダルフェアに一緒に参加すれば、その場で親の意向を聞くことができるため、別日に話し合いをする手間も省けるほか、情報共有漏れによるトラブルも防止できます。
親と参加するときはこんなことに注意!3つの注意点
親とブライダルフェアに参加すると「新郎新婦と両家の意見を取り入れた結婚式作りができる」という大きなメリットがある一方で、注意すべき点もいくつかあります。
親とブライダルフェアに参加する際には、以下の3つの注意点を必ず確認しておきましょう。
注意点1.式場側に事前確認
ブライダルフェアの開催元によっては、参加者は「相手の方のみ」としているケースもあります。当日会場に行ったら断られてしまう可能性も。そのため、事前に親との参加はOKか、イベント開催側に確認するようにしましょう。
インターネットなどの予約フォームで予約できた場合でも、必ず電話で確認してください。
注意点2.両方の親を誘う
自然な流れでいくと自分の親を誘うのが一般的ですが、「私だけ誘われていない」と相手の親の気分を損ねてしまわないよう、両方の親を誘うことがポイント!
何度かブライダルフェアに参加する予定の場合は、日程を分けてそれぞれ誘うのもアリ。相手の親が行かなそうな雰囲気でも、ブライダルフェアに行く旨を伝え、一緒にどうですか?と形だけでも声掛けするなど配慮することも大切です。
式場側に確認し、複数名での参加もOKであれば両方の親と参加するのもいいでしょう。その場で両家の意見を聞くことができるため、新郎新婦にとってはメリットも多いです。
注意点3.フェアの内容について事前に共有しておく
ブライダルフェアには、式場見学、試食会、ドレスの試着会、模擬挙式・披露宴などさまざまなタイプがあります。親と参加する人の多くは、式場見学がメインとなるものや、模擬挙式や模擬披露宴に参加しているようです。
式場見学だと思って来たら試食会だったということになると、親も驚いてしまうかもしれません。フェアの内容によって装いや心構えなども変わってくるため、一応どんな内容のフェアなのかを説明しておきましょう。
ブライダルフェアは親との「思い出作り」にもおすすめ
ブライダルフェアへの親との参加は「彼と予定が合わなかったから」「親の意見をもらうため」などさまざまな理由がありますが、「結婚前の思い出作りに」という理由で親を誘う人もいます。
ブライダルフェアはこれから結婚式を挙げる新郎新婦に向けた、ドキドキワクワクするイベントですが、親にとっては自分達の結婚式を懐かしんだり、結婚式の新たなトレンドや常識を知れたりと、親ならではの目線で楽しめる貴重な時間です。
純粋に親と楽しむ時間を設けたいという気持ちから、親孝行のひとつとして一緒に参加する人も多いようです。
大切な子供の式場選びや結婚式のアイデア探しを一緒にできるのは、親としては喜ばしいこと。親と参加する予定はなかったという人も、思い出作りに誘ってみるのもいいかもしれません。
最後に
あえて親と参加する人や、パートナーとの都合がつかず親を誘う人、それぞれ事情は異なれど、ブライダルフェアに行くと親と参加している人は意外と見かけます。
本記事では3つのメリットや注意すべき点をいくつか挙げましたが、実は何よりも親が喜んでくれることが新郎新婦にとっての最大のメリットかもしれません。参加時のマナーや注意点をよく確認したうえで、親とのブライダルフェアを楽しんでください。