【試食付きブライダルフェア】試食会の選び方や注意点は?量はどれくらい?無料・有料?

さまざまな催しがあるブライダルフェアですが、中でも式場のお料理を実際に試食できる「試食付きブライダルフェア」は多くの新郎新婦に人気があります。
そんな試食会には無料のものと有料のものがあったり、式場によって量がバラバラだったりと、初めて参加する人にとってはどこの試食会へ行こうか迷ってしまう人も多いのでは。

そこで今回は、試食付きブライダルフェアの選び方や当日チェックするべき10のこと、量や料金などを解説し、試食会を楽しむため、式場選びの参考にするためのポイントをご紹介します。

試食付きブライダルフェアとは?

試食付きブライダルフェアとは、式場が提供する婚礼料理を実際に食べられるものです。
試食付きブライダルフェアは単に試食だけできるという訳ではなく、式場案内やカウンセリング、見積相談などと一緒に当日のプログラムに含まれています。

試食会はほとんどが無料!?

試食会のほとんどが無料。タダで豪華な婚礼料理を楽しめるとあって、ブライダルフェアに参加する新郎新婦の半数以上が、試食付きブライダルフェアに参加しています。

婚礼料理はゲストに対する「おもてなしの心」を形に表せる重要なもの。試食会を通して味や見た目を実際に確認することで、式場の婚礼料理がゲストに喜んでもらえるかどうか、自分達の目できちんと見定めている新郎新婦は多いです。
また、デート気分で参加できるところや、普段はあまり口にすることのない珍しい&高級食材を食べられるところも試食会の魅力であります。

有料の試食会もあるの?

試食付きブライダルフェアは基本的に無料で開催されていることが多いですが、中には有料のものもあります。
その場合でも、半額になっていたり、大幅に値引きされていたりすることがほとんど。
式場に行っていきなり請求される訳ではないため、事前に有料か無料かの確認をしておいた方がいいでしょう。

試食会で食べられる量はどれくらい?

「試食会ってお腹いっぱいになれるの?」「婚礼料理を全て試食できるの?」など、気になるのは、試食会で提供される“量”ではないでしょうか。
式場によっても、試食会の内容によっても試食できる量は異なりますが、試食会で提供される量にはいくつかパターンがあるため、一般的なものをご紹介します!

無料の試食会は「ワンプレート」が一般的

最もスタンダードなのがワンプレート試食会です。無料で開催しているほとんどの試食付きブライダルフェアがこのワンプレート提供ではないでしょうか。
いくつかの料理を一口サイズに盛り付けたものや、シェフ自慢の料理を1品試食できるものなど、内容は式場によって異なります。

「ワンプレートだけ?」と思う人もいるかもしれません。
ただ、ワンプレート試食会は式場見学のついでにしてはちょうどいい量であることや、味のクオリティや見た目のセンスを確認するには十分であることなど、無料で楽しめる割に収穫を得られることから新郎新婦からも人気があります。

デザートのビュッフェもある

婚礼料理を締めくくるスイーツや食後のデザートにこだわりたいという新郎新婦は意外と多いようで、デザートビュッフェを開催している試食会もあります。中には料理とデザートのどちらも楽しめる豪華な試食会も。
式場によってはパティシエ特製のスイーツを楽しめたり、ホテルメイドのオリジナルケーキを楽しめたりと、デザートビュッフェのある試食会は大変人気があります。
ビュッフェ形式だとデート感覚で気軽に参加しやすいところも人気の理由です。

ハーフコース、フルコースを食べられる試食会も人気

前菜、スープ、魚料理、ソルベ(口直し)、肉料理、デザート、カフェの流れで一品ずつ提供されるのがフルコースです。普通の食事としても楽しめるフルコースは人気があります。
また、フルコースよりも少ない品数で、シェフが厳選したものをいくつか試食できるハーフコースの試食会もあります。
フルコースは数万円台で有料としているものが多いですが、ハーフコースは比較的無料であることが多いです。
ただ、フルコースも稀に無料で開催されている場合があるため要チェック!

シェフのライブパフォーマンスを見られる豪華な試食会も!

緊張感と迫力満点の炎のパフォーマンス「フランベ」や、ナイフ使いが巧妙な「カッティングショー」など、シェフによる豪華なパフォーマンスを開催している試食会もあります。
実際、披露宴のお色直し中にシェフのライブパフォーマンスが見られる式場もあり、ゲストを楽しませる演出のひとつとしてシェフによる演出は人気があります。
目の前でシェフのパフォーマンスが見られる試食会なら、当日ふたりも存分に楽しむことができるでしょう。

当日試食会でチェックする10のポイント

料理は大切なゲストが口にするものですので、せっかく試食付きブライダルフェアに参加するなら「実際にこの式場にするとしたら…」と想定して婚礼料理を評価したいところ!
お料理を食べながら、ぜひ以下の10のポイントをチェックしてみてください。

見た目

婚礼料理といえば、見た目の華やかさも重要です。パッと見て美味しそう!素敵!と思えるようなインパクトとセンスがあるかどうか、ぜひチェックしてみてください。
料理そのものはもちろんのこと、食器なども含めて見た目のクオリティを評価するといいでしょう。また、後から式場を比較する際にも、写真に残してくのがおすすめです。

味つけ

せっかく見た目が素敵でも、味つけが微妙だとゲストの心を満足させることはできません。味つけに関しては個人の好みがあるため、ベストな味つけかどうかの判断は難しいですが、薄すぎる、濃すぎるといった塩加減を見ておくといいでしょう。
また味付けと一緒に、食材のチョイス・食感、冷たい・温かい、料理法はどうかなども細かく評価するといいかもしれません。

ボリューム

これは味付けにもいえることですが、料理のボリュームがゲスト層に見合っているかどうかも考えてみましょう。
ワンプレートやハーフコースだときちんとボリュームを体感することは難しいですが、若者が多い披露宴で野菜メインのヘルシーな料理だと少し物足りないかもしれません。
ワンプレート試食会の場合でも、実際のコース内容やボリュームをプランナーに具体的に確認するようにしましょう。

お料理のテイスト

和風、洋風、アジアンテイストなど、お料理のテイストにこだわりがあればそれも確認しておきます。
式場によってお料理のテイストは異なりますが、結婚式の雰囲気に合わせてお料理のテイストも変えたいという場合は、この点も重要な確認ポイントとなるでしょう。

コースのバリエーション

多くの式場が、何通りかコースを用意しています。
Aコース、Bコース、Cコースの中から選ぶ、前菜とメインを選べるプリフィクスコース、Aコースの内メインだけをグレードアップできるなど、コースのバリエーションは式場によってさまざま。

中には、1品1品全て選べる完全セレクトコースを行っている式場もあります。
より多くのゲストが満足できるように、コースの種類が多くメニュー調整の柔軟性が高い方が好ましいです。

ドリンクのバリエーション

ドリンクを重視するゲストは少ないようですが、頼んだドリンクがメニュー内にない場合は残念に思う人が多いようです。また、ドリンクの種類が多く内容が充実していると満足感も高く、感心するゲストは多くいます。
そのため、試食会ではドリンクのバリエーションも確認しておくといいでしょう。

費用

コースのランク、ドリンクのバリエーションによっても料理の費用は大きく異なります。「試食会で食べたコースを気に入ったけど、費用を聞いたら予算オーバーだった」など、せっかく気に入った婚礼料理でも予算的に難しい場合があります。
そのため、だいたいの予算が決まっている新郎新婦は、予算を伝えたうえでどれくらいの婚礼料理を用意できるか聞くといいでしょう。
もし決まっていない場合は、その日試食したものの相場などを聞くなどして費用について相談するといいかもしれません。

アレルギーやお子様対応

多くの式場がアレルギー食材に対応してくれますが、中には難しい場合もあります。そのため、事前にアレルギー対応は可能か確認しておきましょう。
また、お子様メニューの用意は可能かも確認するのがおすすめ。その際、お子様メニューは何歳を対象としているのか、費用なども聞けるといいかもしれません。

スタッフのサービス面

試食会で意外と見落としがちなのが、スタッフのサービススキルです。婚礼料理を実際にサーブし、ゲストを直接もてなしてくれるのは式場のスタッフとなります。
せっかく婚礼料理が素敵でも、スタッフのおもてなしが不十分だと残念です。
そのため、食器を扱う物音やスタッフ同士の話し声、サーブの丁寧さや笑顔など、式場スタッフのサービス面もさりげなく観察しておきましょう。

試食付きブライダルフェアに参加するときの注意点

試食付きブライダルフェアに参加する際には、いくつか注意点があります。予約時点から参加までに注意するべきポイントをご紹介!

参加するメンバーを確認しておく

ブライダルフェアには基本的に新郎新婦2名で参加することが多いです。しかし、相手との都合がつかず1人でや友人との参加となる場合もあるでしょう。
また、おもてなしの面で料理の味は必ずチェックしておきたいという両親もいるため、新郎新婦と両家両親の6名で参加したいという希望も多いです。
しかし稀に「試食会は新郎新婦のお二人限定」という式場もあるため、試食付きブライダルフェアに参加する場合は、予約をする前に参加条件を確認しておきましょう。

量や料金などの内容をきちんと把握しておく

「昼食の代わりになると思ってお腹を空かせて行ったのに、量が少なかった」という人は意外と多いのですが、試食付きブライダルフェアはあくまでも“試食”という認識で向かいましょう。
試食会に行く前にお腹いっぱいでは楽しめない可能性もありますし、ワンプレートと行ってもどれくらいの量が出るかも分かりません。
事前に提供される量を確認をして、前後の食事量を調整して行くようにしましょう。
また、無料か有料かの確認も忘れずに!

事前予約をしてから参加する

試食付きブライダルフェアは予約が必要なところがほとんど。
また、式場のHPやブライダルフェア情報専門サイトから予約をすれば、コース料金が安くなったり、お得な特典が付いたりすることもありますので、必ず事前予約を済ませてから向かうようにしましょう。

どんな試食会がおすすめ?試食会の選び方

ワンプレート試食会、フルコース試食会と、試食付きブライダルフェアには種類がたくさんあります。毎週どこかの式場で開催されているため、どこの試食会に参加しようか迷っている新郎新婦もいるでしょう。
そこで試食付きブライダルフェアを選ぶ際のポイントをご紹介します!

試食できる品数が多い試食会は参考になる

ワンプレート試食会と一口に言っても、フルコースを一口ずつ試食できる場合と、メイン料理やシェフ自慢の料理を一品だけ試食できる場合など、内容は大きく異なります。
どんな形であれ、試食できる品数が多いぶん、さまざまな味付けや調理法を確認することができるため、試食できる数が多い試食会はお得感があります。

有力候補の式場なら有料でもフルコース試食会へ行くべき!

1万円のものもあれば4万円のものもあるなど、式場によって価格は異なりますが、「この式場にしようかな」とほぼ確定している有力候補の式場の試食会には、有料でも参加する価値はあるかと思います。
また、成約すればフルコース1回分無料といった特典もあるため、そうした特典がある場合は事前にリサーチしてから行くといいでしょう!

まとめ

ホテルや専門式場の婚礼料理を食べる機会はあまりありません。試食付きブライダルフェ
アは、結婚式を挙げるふたりだからこそ楽しめるお得なイベントです。
見た目にも華やかな婚礼料理は気分が盛り上がります。式場を選ぶ中で、ぜひ一度は参加してみてください!

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